かまどでご飯を炊くのは、なんだか難しそう…。
炊飯器より「おいしい」って聞くけど、ホント?
いざ使ってみると…簡単で、時間もそれほどかからず、しかもおいしい!
この記事では、白米を簡単&おいしく炊く方法をお伝えしますので、参考にしてくださいね。
ここでは、二合用かまどで、二人分・1合を炊く場合の方法の説明をします。
目次
かまどでご飯をおいしく炊く方法
かまどには釉薬(ゆうやく)が塗ってあるため、遠赤外線効果によって、ふっくら炊き上がるため美味しくなります。
しかも、ご飯の温かさがしばらく続くもがメリットです。
かまどでご飯を炊くのは、ひと昔前のこと、と思っていませんか?
実は、電気釜よりも断然おいしく炊けるうえ、それほど手間もかかりません。
お米を研ぐところから、順に説明していきますね。
その1.かまどでご飯を炊く下準備
ご飯を炊く時の下準備は、かかせません。
バタバタする朝は時間がなくても、夜にやっておくことで楽になりますよ。
1.お米を洗う(1回目)
お米(1合)を、ステンレスボウルに入れ、お米に対して1.5~2倍ほどのお水で洗います。
お水を入れたら、汚れや付着していたゴミを取り除くため、2・3回ほど、丁寧に研ぎます。
そのあとは、お米をこぼさないように、さっと洗い流してから、また優しく研ぎましょう。
ラパーゼのステンレスボウルは、巻き込みのないフチになっています。
そのため、水や汚れが溜まらないので、使いやすくておすすめです。
2.お米を洗う(2回目・3回目)
続いて2回目の時も、お米に対して1.5~2倍の水量を入れますが、だいたいでOKです。
「水の状態が乳白色が薄くなってきたかな?」、という程度で、3回目の研ぎは終わりです。
ちなみに、1回目の研ぎと、炊く時に使う水は、ウォーターサーバーの浄水を使用しています。
2回目・3回目の研ぎは、水道に付けている浄水器の水にしていますが、ペットボトルの水を使うなど、お好みでOKです。
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3.かまどにお米を入れる
砥ぎ終わったら、かまどにお米をうつしましょう。
めんどうでも、かまどで洗うのはNGです。
4.水を注ぐ
お米1合に対して220mlのお水を”かまど”に入れて、20分間浸します。
ちなみに、朝は慌ただしいので、お米を研ぐのは、前日の晩にしておきましょう。
お米をざるに移し、ボウルの上に置いて、かまどのフタをしておくと、翌朝すぐ火にかけられますよ。
ラップでもよいですが、フタを利用したほうが経済的です!
5.フタをセットする
フタは、中蓋と外蓋の穴が縦・横で直角になるようにするのがポイントです!
その2.かまどでご飯を炊く
火にかけて10分、蒸らして20分、合計30分で出来上がり!
それでは早速、火にかけましょう。
1.火にかける
炊き上げるときは、蓋の穴の位置に注意してください。
お鍋の底に、炎の先端がくるように中強火にして、勢いよく湯気が出てきたら火を止めます。
その時間は10分弱ほどで良いでしょう。
ぶくぶくしてても、火力の調整をする必要はありません。
二重蓋なので、圧力釜の機能によって、吹きこぼれしないようになっています。
2.蒸らす
火を止めた後は、約20分ほど蒸らしてから、ほぐします。
かまどには、釉薬(ゆうやく)が塗ってあるため、遠赤外線効果によって、ご飯の温かさがしばらく続くのです。
電気釜から切り替えて、一番初めに食べたときは、同じお米でも、とっても美味しくて感動しました。
今では、ご飯が美味しいことが、当たり前になっています!
蒸らしている間に、おかずを作ってしまうとよいですよ。
20分蒸らしてから”ほぐす”ことで、こびりつきを防止できます!
その3.かまどでご飯を炊いたあと片付け
洗うときは、かまどの底は濡らさないように注意してください。
もしも、濡れてしまったら十分にかわかしましょう。
濡れたまま火にかけると、割れる可能性あります。
使用後は、ぬるま湯で素早く洗うのがポイントです。
ご飯粒がこびりついていたりしたら、ぬるま湯にしばらくつけてから洗うとよいでしょう。
また、塗りの部分をたわしで洗うと剝がれてしまうので、スポンジ使いをおすすめします。
それ以外は、たわしや中性洗剤を使用してもOKです。
長時間、中性洗剤をつけるのはやめましょう。
お手入れ方法
使っていくうちに、茶色っぽくなってきたり、カビがついてしまうことがあるかもしれません。
そうなったら、すぐにお手入れをしましょう。
それぞれの症状に合わせて、お手入れしてみてくださいね。
まとめ:かまどでご飯をおいしく炊く方法
電気釜から”かまど”に替えたことで、丁寧な仕事ができるようになったと思います。
勝手に炊き上がるわけではなく、タイマーを利用したり、ほったらかしにできません。
そのため、手と頭を使うのでシニア層にもおすすめです。
私の周りでも、かまどでご飯を炊く人が、増えてきています。
以前に購入してから1年も経っていない炊飯器で炊いたご飯が、なんだか美味しく感じませんでした。
お米の種類も替えてみたけれど、どうやら違う理由かも?と思い、かまどを使ってみることにしたのです。
最初は、朝の忙しい時間帯に炊く時間なんてないでしょ!?と思っていました。
ですが、夜に下準備をしておけば、10分ほどで炊きあがります。
さらには、蒸らしている間に、おかずを作って並べられますよ。
わが家は伊賀の土鍋「かまどさん」を使っていますが、炊き込みご飯や煮物にも使えて便利です。
ご家族の人数に合わせて、二合炊き・三合炊き・五合炊きが選べるので、ぜひおいしいご飯を召し上がってくださいね!
かまどで炊いたご飯を、曲げわっぱのお弁当箱につめて持って行っています。
おかげで、お昼も美味しいご飯をいただけてます。
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