自宅で羽織るのに、何かよいものないかな?
軽いのがいいのだけれど…
寒い冬の時期に、室内で羽織るには、半纏(はんてん)がおススメです!
何故かというと……軽くて、温かい!
そのため、暖房の温度は低めでもよいし、光熱費の節約になるかも?
くるめ半纏が、数年前から手放せなくなっています。
この記事では、おススメのポイントや、お手入れ方法についてお伝えします。
目次
半纏(はんてん)は布団に包まれているような温かさ!?
半纏(はんてん)の中身が、木綿わたで作られているものは、あったかさが段違いです。
温かさを重視するのであれば、長袖の半纏がおすすめです。
ただ、家事などで動きやすいものがよい人は、半そでの半纏でもよいでしょう。
長袖でも、少し短めに作られている製品も多く出ています。
デザインは、おしゃれな柄や色が鮮やかなものなど、いろいろあって迷ってしまうほどです。
多くのメーカーから出しているので、
お気に入りの一枚をみつけてくださいね。
ルームウェアとしてエコな防寒着の半纏
日本国内で、はんてんの製造シェア第一位は、織物の産地である福岡県久留米市の『くるめ半纏』。
「くるめ半纏」は、木綿わたが入っていて、まるで布団をかぶっているような温かさです。
着るのと着ないのでは、体感温度が全く違います!
裏地も綿100%の半纏は、静電気が起こりにくいのが嬉しいですね。
洋服の上に着ても違和感ないですよー
表地と裏地に入っている中綿は、綿とポリエステルが一般的です。
混合綿や、少し高級なものになると、羽毛または絹が入っているものもあります。
一枚の綿で作られているため、陽に干しておくとふっくらと、元通り!?
”ちゃんちゃんこ”との違い
『半纏』と、『ちゃんちゃんこ』は、同じもの?
混同されがちなのですが、”ちゃんちゃんこ”は、還暦祝いでも着る赤いベストのような、袖のない半纏のことです。
防寒着として着用されていますが、袖がない分、動きやすい仕様になっているのが特徴ですね。
背中が温かいと、割と寒さに耐えられる感じがします。
お手入れ方法について
半纏を長持ちさせるには、正しい方法でお手入れすることが必要です。
洗濯機と、手洗い方法について、それぞれ説明します。
洗濯機(縦型)で洗う方法
縦型の洗濯機であれば、手洗いしなくても大丈夫です。
手洗い方法
基本は、縦型洗濯機の方法と同じです。
半纏の干し方
脱水が終わったら、棹にかけて、形を整えた状態で天日干しします。
干すときに、細いハンガーは型くずれしてしまうため、使わないようにしてください。
もし、ハンガーを使うのであれば、厚みのあるものを使うことが推奨されています。
ドラム型洗濯機を使用したり、乾燥機に入れると、綿がちぎれてしまうため、ふっくらさは戻りません。
一度だけクリーニングに出したことがあるのですが…
翌年は、家で洗ってみましたが、ほとんど膨らみは戻らず。
ただの羽織りものと化してしまいました…。
まとめ:半纏を着て節電対策・ある意味エコな防寒着
半纏は、お布団にくるまっているような温かさのある、防寒着です。
しかも、着ていることでエアコンの室温を抑えられ、ある意味、エコで地球にやさしいアイテムで、正しくお手入れすれば、長く使えます。
家事をするには、五分袖が良いかもしれません。
半纏(はんてん)は、江戸時代から庶民の防寒着として日常的に使われていました。
今は現代風デザインも多数出ていて、若い人でも着ている人は多いようです。
半纏を着て外に出ると、普段あまり会話しない人や、見知らぬ人まで、いろいろな人に話しかけられるという、驚きの現象が続きました。
特に高齢者の方からは、「半纏着て勉強していたなー」とか、生まれ故郷の話をされたり。
いろいろな人と話すキッカケになって、楽しいですよ!
寒い日を暖かく過ごせて、ある意味エコな防寒着は、一着あると便利なアイテムです。
この冬を暖かく過ごしたい方は、日本の職人さんによる『くるめ半纏』で、気に入ったデザインを手に入れてみてはいかがでしょうか。